無事に特許取得 任務完了!
先日、特許出願の面接審査でエキサイトしてしまったことを書きました。
面接審査のあと、審査官とのやり取りを冷静に振り返り
審査基準を確認しながら所内の他の弁理士とも意見を交わして
審査官の見解に対する反論を構成し
意見書を応答期間内に特許庁へ提出していました。
もちろん、特許請求の範囲は狭めずに、審査官の見解に対して真正面からの反論です。
そして今週、その特許出願について特許庁から無事に特許査定を受領しました。
審査官がこちらの反論を受け入れて、拒絶理由が解消し、特許が許可されたわけです。
実に嬉しく、肩の荷が一つ降りた感じです。
出願人にもすぐに報告したところ、とても喜んでいただけました。
面接審査の終了後にはヒヤヒヤ感を与えてしまっていたようなので、
安堵していただくことができて面目躍如といったところです。
なによりも、出願人であるお客様のこれからの事業展開や競合会社の製品を考慮したうえで
考えうる最大限の範囲の特許権が取得できたことは大変喜ばしく、
事務所メンバー全員で
「よっしゃー!」
と、ちょっとしたクリスマスプレゼントをもらったように歓喜した次第です。
来年もしっかりと考えて行動し、こういった経験を通して重ねて成長・発展できればと思います。